ホーム もくじ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 小説 童詩 詩 他 紹介
漢 もどる つぎへ ゆきのひ きむらたつや ゆきのふるさむいよるに きょうかいのいしだんのかたすみに すてられていたちいさないぬ つめたいかぜにふるえていたね ダンボールのはこのなかに うもれてしまいそうなほど しろいゆきがふりつもって うごけないでいたね ゆきのなかにすてられていた しろいちいさないぬをひろったよ さびしそうにないていたよ ゆきのなかにすてられていた しろいちいさないぬをひろったよ ひとりぼっちでないていたよ Yuki no hi Kimura tatuya Yuki no huru samui yoru ni Kyôkai no isidan no katasumi ni suterarete ita ti'isana inu Tumetai kaze ni huruete ita ne Danbôru no hako no naka ni umorete simaisôna hodo siroi yuki ga huri tumotte ugokenai de ita ne Yuki no naka ni suterarete ita siroi ti'isana inu o hirotta yo Sabisisô ni naite ita yo Yuki no naka ni suterarete ita siroi ti'isana inu o hirotta yo hitoribotti de naite ita yo もどる つぎへ ダンボールの ひとりぼっちで 雪の日 木村達也 雪の降る寒い夜に 教会の石段の片隅に 捨てられていた小さな犬 冷たい風に震えていたね ダンボールの箱の中に 埋もれてしまいそうなほど 白い雪が降り積もって 動けないでいたね 雪の中に捨てられていた 白い小さな犬を拾ったよ 寂しそうに鳴いていたよ 雪の中に捨てられていた 白い小さな犬を拾ったよ ひとりぼっちで鳴いていたよ 漢 もどる つぎへ かってもいい? きむらたつや シロをかってもいい? そんなふうにたずねたら ここはだんちだからだめだって そんなふうにいわれたよ だんちではほかのひとの めいわくになるから いぬをかってはいけないんだって そんなふうにいわれたよ シロはおとなしいから かみついたりしないよ ほえたりしないよ シロはすてられていたから いえがどこにもないんだよ ここにしかないんだよ Siro o katte mo i'i? Kimura Tatuya Katte mo i'i? Sonna hû ni tazunetara koko wa danti dakara dame datte Sonna hû ni iwareta yo Danti de wa hokano hito no meiwaku ni narukara inu o katte wa ikenain datte sonna hû ni iwareta yo Siro wa otonasi'i kara kamituitari sinai yo hoetari sinai yo Siro wa suterarete ita kara ie ga doko ni mo nainda yo koko ni sika nainda yo Â Î Û Ê Ô â î û ê ô â î û ê ô もどる つぎへ シロを そんなふうに ここは そんなふうに そんなふうに シロはおとなしいから シロは ここにしかないんだよ 飼ってもいい? 木村達也 シロを飼ってもいい? そんなふうに尋ねたら ここは団地だから駄目だって そんなふうに言われたよ 団地では他の人の 迷惑になるから 犬を飼ってはいけないんだって そんなふうに言われたよ シロはおとなしいから 噛みついたりしないよ 吠えたりしないよ シロは捨てられていたから 家がどこにもないんだ ここにしかないんだよ 漢 もどる つぎへ いえ きむらたつや だんちにすめないから だんちのうらにある ちいさなもりのなかに シロのいえをつくったよ もりのなかを あるきまわって くさやきをひろってきて つくったんだよ でもおおきないえは つくれなかったよ ちいさくてごめんね くさをあつめて すきまをうめたけど すこしさむくてごめんね Ie Kimura Tatuya Danti ni sumenai kara danti no ura ni aru ti'isana mori no naka ni siro no ie o tukutta yo Mori no naka o aruki mawatte kusa ya ki o hirotte kite tukuttan dayo Demo ôkina ie wa tukurenakatta yo ti'isakute gomen ne Kusa o atumete sukima o umetakedo sukosi samukute gomen ne もどる つぎへ シロの でも 家 木村達也 団地に住めないから 団地の裏にある 小さな森の中に シロの家を作ったよ 森の中を 歩き回って 草や木を拾ってきて 作ったんだよ でも大きな家は 作れなかったよ 小さくてごめんね 草を集めて 隙間をうめたけど 少し寒くてごめんね 漢 もどる つぎへ ほし きむらたつや シロ ごはんをもってきたよ おそくなって ごめんね もう もりのなかは くらくなって ほしがでているよ シロ そらをみてごらん あまのがわがながれているよ そらにもかわがあるんだね いえやごはんも あるのかなあ? Hosi Kimura Tatuya Siro gohan o motte kita yo osoku natte gomen ne Mô mori no naka wa kurakunatte hosi ga dete iru yo Siro sora o mite goran Amanogawa ga nagarete iru yo Sora ni mo kawaga arunda ne Ie ya gohan mo arunokanâ? Â Î Û Ê Ô â î û ê ô â î û ê ô もどる つぎへ シロ ごはんを ごめんね もう シロ あるのかなあ? 星 木村達也 シロ ごはんを持ってきたよ 遅くなって ごめんね もう 森の中は 暗くなって 星がでているよ シロ 空を見てごらん 天の川が流れているよ 空にも川があるんだね 家やごはんも あるのかなあ? 漢 もどる つぎへ さんぽ きむらたつや きょうはシロとさんぽにでかけるよ そらにはたいようがぴかぴかひかって とってもよいおてんきだね さわやかなかぜがふいているね シロはちいさくてやせていて からだがあまりじょうぶじゃないから いっぱいさんぽして はやくげんきになるといいね そうしたら いつもいっしょに さんぽができるね そうしたら いつもいっしょに かけっこができるね Sanpo Kimura Tatuya Kyô wa siro to sanpo ni dekakeru yo Sora ni wa taiyô ga pikapika hikatte tottemo yoi otenki dane Sawayakana kaze ga huite iru ne Siro wa ti'isakute yasete ite karada ga amari zyôbu zya naikara ippai sanpo site hayaku genki ni naruto i'i ne Sô sitara itumo issyo ni sanpo ga dekiru ne Sô sitara itumo issyo ni kakekko ga dekiru ne もどる つぎへ とってもよいお さわやかな シロは いっぱい そうしたら いつもいっしょに そうしたら いつもいっしょに かけっこができるね 散歩 木村達也 今日はシロと散歩に出かけるよ 空には太陽がぴかぴか光って とってもよいお天気だね さわやかな風が吹いているね シロは小さくて痩せていて 体があまり丈夫じゃないから いっぱい散歩して 早く元気になるといいね そうしたら いつもいっしょに 散歩ができるね そうしたら いつもいっしょに かけっこができるね 漢 もどる つぎへ かいもの きむらたつや きょうはシロとかいものだよ きもちのいいおてんきだね シロといっしょにあるくと うきうきしたきぶんになるよ スーパーマーケットの おじさんにとめられたよ いぬといっしょに はいっちゃいけないんだって ごめんね、シロ ここでまっていてね スーパーにははいれないんだ ごめんね、シロ さびしそうなかおをしないで すぐにもどってくるからね Kaimono Kimura Tatuya Kyô wa siro to kaimono da yo Kimoti no i'1 otenki dane Siro to issyo ni aruku to ukiukisita kibun ni naru yo Sûpâmâketto no ozisan ni tomerareta yo Inu to issyo ni haittya ikenain datte Gomenne、siro Kokode matte ite ne Sûpâmâketto ni wa hairenain da Gomenne、siro Sabisisôna kao o sinaide suguni modotte kurukara ne Â Î Û Ê Ô â î û ê ô â î û ê ô もどる つぎへ シロといっしょに うきうきした スーパーマーケットの おじさんに ごめんね、シロ ここで スーパーには こめんね、シロ すぐに 買い物 木村達也 今日はシロと買い物だよ 気持ちのいいお天気だね シロといっしょに歩くと うきうきした気分になるよ スーパーマーケットの おじさんに止められたよ 犬といっしょに 入っちゃいけないんだって ごめんね、シロ ここで待っていてね スーパーには入れないんだ こめんね、シロ 寂しそうな顔をしないで すぐに戻ってくるからね 漢 もどる つぎへ おおきないぬ きむらたつや シロとまちをあるいていたら おおきないぬにであったよ くろくておおきなからだ どうどうとしてりっぱだね でも、ぼくはシロがすきだよ ちいさくてぶさいくで あまりかしこそうじゃないけど ぼくはシロがだいすきさ どうどうとあるいてほしいな しっぽをまるめて あるかなくてもいいよ あたたかくてやさしくて シロはシロのいいところが いっぱいあるよ Ôkina inu Kimura Tatuya Siro to mati o aruite itara ôkina inu ni deatta yo Kurokute ôkina karada Dôdô to site rippa dane Demo、boku wa siro ga suki dayo ti'isakute busaiku de amari kasikosôzya naikedo boku wa siro ga daisuki sa Dôdô to aruite hosi'i na Sippo o marumete arukanakute mo i'i yo Atatakakute yasasikute siro wa siro no i'i tokoro ga ippai aru yo もどる つぎへ シロと でも、 あまり しっぽを あたたかくて シロはシロのいいところが いっぱいあるよ 大きな犬 木村達也 シロと街を歩いていたら 大きな犬に出会ったよ 黒くて大きな体 堂々として立派だね でも、僕はシロが好きだよ 小さくて不細工で あまり賢そうじゃないけど 僕はシロが大好きさ 堂々と歩いて欲しいな しっぽを丸めて 歩かなくてもいいよ あたたかくて優しくて シロはシロのいいところが いっぱいあるよ 漢 もどる つぎへ しゃぼんだま きむらたつや ぼくがしゃぼんだまを ふうっとふくと にじいろのちいさなたまが いっぱいでてきたよ しゃぼんだまは かぜにふかれて シロのまわりに いっぱいとんだよ たいようのひかりにてらされ きらきらとひかって とてもきれいだね しゃぼんだまに かこまれたみちを シロがはしっていったよ Syabondama Kimura Tatuya Boku ga syabondama o hûtto huku to Nizi'iro no ti'isana tama ga ippai dete kita yo Syabondama wa kaze ni hukarete Siro no mawari ni ippai tonda yo Taiyô no hikari ni terasare kirakira to hikatte totemo kirei dane Syabondama ni kakomareta miti o siro ga hasitte itta yo Â Î Û Ê Ô â î û ê ô â î û ê ô もどる つぎへ しゃぼん ふうっと いっぱいできたよ シャボン シロのまわりに いっぱい きらきらと とてもきれいだね シャボン かこまれた シロが しゃぼん玉 木村達也 僕がシャボン玉を ふうっと吹くと 虹色の小さな玉が いっぱいできたよ シャボン玉は 風に吹かれて シロのまわりに いっぱい飛んだよ 太陽の光に照らされ きらきらと光って とてもきれいだね シャボン玉に かこまれた道を シロが走っていったよ 漢 もどる つぎへ ゆき きむらたつや まちのきょうかいがかねをならして ゆうぐれどきがちかづいてきた しろいゆきがひらひらと まってきたね さむいかぜがふいて ぼくはきょうかいのいしだんで ひざをかかえて ふるえていたよ シロはぼくのよこに しずかによりそって ちいさくないていた さむいひだね そばにシロがいてくれて よかったよ Yuki Kimura Tatuya Mati no kyôkai ga kane o narasite yûguredoki ga tikaduite kita Siroi yuki ga hirahira to matte kita ne Samui kaze ga huite boku wa kyôkai no isidan de hiza o kakaete huruete ita yo Siro wa boku no yoko ni sizukani yorisotte ti'isaku naite ita Samui hi dane Soba ni siro ga itekurete yokatta yo もどる つぎへ ひざをかかえて シロは そばにシロがいてくれて よかったよ 雪 木村達也 街の教会が鐘を鳴らして 夕暮れ時が近づいてきた 白い雪がひらひらと 舞ってきたね 寒い風が吹いて 僕は教会の石段で ひざをかかえて 震えていたよ シロは僕の横に 静かに寄りそって 小さく鳴いていた 寒い日だね そばにシロがいてくれて よかったよ 漢 もどる つぎへ いっしょ きむらたつや いつもシロといっしょだよ うれしいときは いっしょにかけまわって あそんだよ いつもシロといっしょだよ さびしいときは ほしをみながら いっしょにあるいたね かぜのふくまちかどで ふるえていたシロ ぼくのともだちだよ あたたかそうな しろいけのシロ ぼくのともだちだよ Issyo Kimura Tatuya Itumo siro to issyo dayo Uresi'i toki wa issyo ni kakemawatte asonda yo Itumo siro to issyo dayo Sabisi'i toki wa hosi o minagara issyo ni aruita ne Kaze no huku matikado de huruete ita siro Boku no tomodati dayo Atatakasô na siroi ke no siro Boku no tomodati dayo もどる つぎへ いっしょ いつもシロといっしょだよ うれしいときは いっしょにかけまわって あそんだよ いつもシロといっしょだよ さびしいときは いっしょにいたね ふるえていたシロ ぼくの あたたかそうな ぼくの いっしょ 木村達也 いつもシロといっしょだよ うれしいときは いっしょにかけまわって あそんだよ いつもシロといっしょだよ さびしいときは 星をみながら いっしょにいたね 風の吹く街角で ふるえていたシロ ぼくの友だちだよ あたたかそうな 白い毛のシロ ぼくの友だちだよ 漢 もどる つぎへ はやいね きむらたつや シロははしると すごくはやいね ぼくはとても おいつかないや シロははしっても つかれないね ぼくがやすんでいるときも まだはしれそうだね いいなあ、シロは ぼくはおそくて いつもどべだから すごいなあ、シロは ぼくはくるしくて すぐにあきらめてしまうから Hayai ne Kimura Tatuya Siro wa hasiru to sugoku hayai ne Boku wa totemo oitukanai ya Siro wa hasitte mo tukarenai ne Boku ga yasunde iru toki mo mada hasiresô dane i'ina、siro wa Boku wa osokute itumo dobe dakara Sugoinâ^、siro wa boku wa kurusikute sugu ni akiramete simaukara もどる つぎへ はやいね シロは すごくはやいね ぼくはとても おいつかないや シロは つかれないね ぼくが まだ いいなあ、シロは ぼくはおそくて いつもどべだから すごいなあ、シロは ぼくは すぐにあきらめてしまうから はやいね 木村達也 シロは走ると すごくはやいね ぼくはとても おいつかないや シロは走っても つかれないね ぼくが休んでいるときも まだ走れそうだね いいなあ、シロは ぼくはおそくて いつもどべだから すごいなあ、シロは ぼくは苦しくて すぐにあきらめてしまうから 漢 もどる つぎへ ほしに きむらたつや ゆきのふるさむいよるに かぜふくまちかどでふるえていた けのいろがしろいので シロとなづけて いつもいっしょにあそんだ あさはいっしょにさんぽして うれしいときは いっしょにもりをかけまわった さびしいよるは ほしをみながら いっしょにはなしあったね でもながいときがながれて シロはほしになった さむいよぞらにかがやくほしに ふゆのよるはさむくないかい ぼくはきょうもここで ほしをみているよ きみとほしをみながら いっしょにすごしたこのばしょで Hosi ni Kimura Tatuya Yuk ino huru samui yoru ni kaze huku matikado de huruete ita Ke no iro ga siroi node siro to nadukete itumo issyo ni asonda Asa wa issyo ni sanpo site uresi'i toki wa issyo ni mori o kakemawatta Sabisi'i yoru wa hosi o minagara issyo ni hanasiatta ne Demo nagai toki ga nagarete siro wa hosi ni natta samui yozora ni kagayaku hosi ni Huyu no yoru wa samukunaikai Boku wa kyô mo koko de hosi o mite iru yo kimi to hosi o minagara issyo ni sugosita kono basyo de もどる つぎへ シロと いつも うれしい でも シロは ぼくは きみと 星に 木村達也 雪の降る寒い夜に 風吹く街角で震えていた 毛の色が白いので シロと名づけて いつも一緒に遊んだ 朝は一緒に散歩して うれしい時は 一緒に森を駆け回った 寂しい夜は 星を見ながら 一緒に話しあったね でも長い時が流れて シロは星になった 寒い夜空に輝く星に 冬の夜は寒くないかい? ぼくは今日もここで 星を見ているよ きみと星を見ながら 一緒にすごしたこの場所で 漢 もどる つぎへ ごめんね きむらたつや ごめんねシロ なにもしてあげられなくて もっとさんぽにいってあげれば よかったなあ ごめんねシロ なにもしてあげられなくて もっとあそんであげれば よかったなあ ごめんね じぶんのことで せいいっぱいだったんだ ごめんね なにもしてあげられなくて ごめんね・・・ Gomenne Kimura Tatuya Gomenne siro Nanimo site agerarenaku te Motto sanpo ni itte agereba yokatta nâ^ Gomenne siro Nanimo site agerarenakute Motto asonde agereba yokattanâ Gomenne Zibun no koto de sei'ippai dattan da Gomenne Nanimo site agerarenakute Gomenne・・・ もどる つぎへ ごめんね ごめんねシロ もっと よかったなあ ごめんねシロ もっと よかったなあ ごめんね ごめんね ごめんね・・・ ごめんね 木村達也 ごめんねシロ 何もしてあげられなくて もっと散歩に行ってあげれば よかったなあ ごめんねシロ 何もしてあげられなくて もっと遊んであげれば よかったなあ ごめんね 自分のことで 精一杯だったんだ ごめんね 何もしてあげられなくて ごめんね・・・ 漢 もどる つぎへ さむいよる きむらたつや さむいよるだね くうきがすんで ほしがうつくしく またたいている さむいよるだね つめたいかぜがふいて このはがひどく ゆれている ふかふかのけの シロがそばに いるといいのにな あたたかいぬくもりの シロがそばに いるといいのにな Samui yoru Kimura Tatuya Samui yoru dane Kûki ga sunde hosi ga utukusiku matataite iru Samui yoru dane Tumetai kaze ga huite konoha ga hidoku yurete iru Hukahuka no ke no siro ga soba ni iru to i'i no nina Atatakai nukumori no siro ga soba ni iru to i'i nonina もどる つぎへ ふかふかの シロがそばに いるといいのにな あたたかいぬくもりの シロがそばに いるといいのにな 寒い夜 木村達也 寒い夜だね 空気が澄んで 星が美しく 瞬いている 寒い夜だね 冷たい風が吹いて 木の葉がひどく 揺れている ふかふかの毛の シロがそばに いるといいのにな あたたかいぬくもりの シロがそばに いるといいのにな 漢 もどる つぎへ ゆめのなかで きむらたつや ぼくがさびしいとき じっとみつめると シロもぼくを じっとみつめた ぼくがうれしいとき あたまをなでると シロもうれしそうに しっぽをふった ゆめのなかで シロにあえたよ げんきそうだった ゆめのなかで シロははしっていたよ きらきらぼしのなかを Yume no naka de Kimura Tatuya Boku ga sabisi'i toki zitto mitumeru to siro mo boku o zitto mitumeta Boku ga uresi'i toki atama o naderu to siro mo uresisô ni sippo o hutta Yume no naka de siro ni aeta yo Genk isô datta Yume no nakade siro wa hasitte ita yo Kirakirabosi no naka o もどる つぎへ ぼくが じっと シロもぼくを じっと ぼくがうれしい シロもうれしそうに しっぽをふった シロに シロは きらきら 夢の中で 木村達也 ぼくが寂しい時 じっと見つめると シロもぼくを じっと見つめた ぼくがうれしい時 頭をなでると シロもうれしそうに しっぽをふった 夢の中で シロに会えたよ 元気そうだった 夢の中で シロは走っていたよ きらきら星の中を 漢 もどる つぎへ はるのひ きむらたつや ぽかぽかと あたたかい はるのひ にゃーお にゃーお ごろごろ ごろごろ ねこはいいな しあわせそうだな すやすや ぐうぐう すやすや ぐうぐう ぼくも ねこになれば よかったかなあ Haru no hi Kimura Tatuya Pokapoka to atatakai haru no hi Nyaô nyaô Gorogoro gorogoro Neko wa i'i na Siawasesô dana Suyasuya gûu^gûu^ Suyasuya gûu^gûu^ Boku mo neko ni nareba yokatta kanâ もどる つぎへ きむらたつや ぽかぽかと あたたかい にゃーお にゃーお ごろごろ ごろごろ ねこはいいな しあわせそうだな すやすや ぐうぐう すやすや ぐうぐう ぼくも ねこになれば よかったかなあ 春の日 きむらたつや ぽかぽかと あたたかい 春の日 にゃーお にゃーお ごろごろ ごろごろ ねこはいいな しあわせそうだな すやすや ぐうぐう すやすや ぐうぐう ぼくも ねこになれば よかったかなあ 漢 もどる つぎへ やねのうえのねこ きむらたつや きみはやねのうえで ずっととおくをみていたね そらにはうすいくもがうかんで あたたかなひがさしていた きみのしせんのさきには なにがあるのかな とおくにいってしまった たいせつなひとのおもいで? とおくのまちは はるのかすみのなか ぼんやりとしている いつまでも みつめていたね あおいそらのした Yane no ue no neko Kimura Tatuya Kimi wa yane no ue de zutto tôku o mite ita ne Sora ni wa usui kumo ga ukan de atatakana hi ga sasite ita Kimi no sisen no saki ni wa nani ga arunoka na tôku ni itte simatta taisetuna hito no omoide? Tôku no mati wa haru no kasumi no naka bon'yari to site iru Itumade mo mitumete ita ne Aoi sora no sita Â Î Û Ê Ô â î û ê ô â î û ê ô もどる つぎへ きみは ずっと きみの ぼんやりとしている いつまでも 屋根の上の猫 木村達也 きみは屋根の上で ずっと遠くを見ていたね 空にはうすい雲が浮かんで 暖かな日がさしていた きみの視線の先には 何があるのかな 遠くに行ってしまった 大切な人の思い出? 遠くの街は 春の霞のなか ぼんやりとしている いつまでも 見つめていたね 青い空の下 漢 もどる つぎへ にんじゃ きむらたつや ぶんしんのじゅつがつかえたら いちにちでおおくのともだちと いっぱいあそべるかな? まいにちきのうえをとんで たかくとべるようになったら ほしがつかめるようになるかな? Ninzya Kimura Tatuya Bunsin no zyutu ga tukaetara itiniti de ôku no tomodati to ippai asoberu kana? Mainiti ki no ue o tonde takaku toberuyô ni nattara hosi ga tukameruyô ni narukana? Â Î Û Ê Ô â î û ê ô â î û ê ô もどる つぎへ いっぱい 忍者 木村達也 分身の術が使えたら 一日で多くの友達と いっぱい遊べるかな? 毎日木の上を跳んで 高く跳べるようになったら 星がつかめるようになるかな? |