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漢 もどる つぎへ おおきなまるいつき きむらたつや きょうは おつきみのひだね おだんごをもって でかけよう きみの おおきなひとみが つきのひかりを うつしている おおきなまるいつきが あかるくかがやいて まちをてらしているよ おおきなくろいひとみが あかるくかがやいて ぼくのこころをてらしているよ Ôkina marui tuki Kimura Tatuya kyô wa otukimi no hi dane Odango o motte dekake yô Kimi no ôkina hitomi ga tuki no hikari o utusite iru Ôkina marui tuki ga akaruku kagayaite mati o terasite iru yo Ôkina kuroi hitomi ga akaruku kagayaite boku no kokoro o terasite iru yo もどる つぎへ お お 大きな丸い月 木村達也 今日は お月見の日だね お団子を持って 出掛けよう 君の 大きな瞳が 月の光を 映している 大きな丸い月が 明るく輝いて 街を照らしているよ 大きな黒い瞳が 明るく輝いて 僕の心を照らしているよ 漢 もどる つぎへ ひとりであるくきみ きむらたつや ひとりで くらやみをあるくきみ そのよこをいっしょに あるいてあげたい つめたいかぜがふいたら そっとさえぎって まもってあげたい ひとりで おもいにもつをもつきみ そのにもつをそっと もってあげたい つらいおもさを そっとささえて たすけてあげたい Hitori de aruku kimi Kimura Tatuya Hitori de kurayami o aruku kimi Sono yoko o issyo ni aruite agetai Tumetai kaze ga huitara sotto saegitte mamotte agetai Hitori de omoi nimotu o motu kimi Sono nimotu o sotto motte agetai Turai omosa o sotto sasaete tasukete agetai もどる つぎへ その そっと その そっと 独りで歩く君 木村達也 独りで 暗闇を歩く君 その横を一緒に 歩いてあげたい 冷たい風が吹いたら そっと遮って 守ってあげたい 独りで 重い荷物を持つ君 その荷物をそっと 持ってあげたい 辛い重さを そっと支えて 助けてあげたい 漢 もどる つぎへ あかいはなたばをおくりたい きむらたつや おたんじょうびには おめでとうといって あかいはなたばを おくりたい あめのきせつに あかいはなが きっとにあうとおもうから クリスマスには おめでとうといって あたたかいマフラーを おくりたい ゆきのきせつには しろいマフラーが きっとにあうとおもうから Akai hanataba o okuritai Kimura Tatuya Otanzyôbi ni wa omedetô to itte akai hanataba o okuritai Ame no kisetu ni akai hana ga kitto niau to omô kara Kurisumasu ni wa omedetô to itte atatakai mahurâ o okuritai Yuki no kisetu ni wa siroi mahurâ ga kitto niau to omô kara もどる つぎへ お おめでとうと きっと クリスマスには おめでとうと きっと 赤い花束を贈りたい 木村達也 お誕生日には おめでとうと言って 赤い花束を 贈りたい 雨の季節に 赤い花束が きっと似合うと思うから クリスマスには おめでとうと言って 暖かいマフラーを 贈りたい 雪の季節には 白いマフラーが きっと似合うと思うから 漢 もどる つぎへ よるのうみで きむらたつや よるのうみを じっとながめて なにを まっているの? とおりすぎる ふねのひかりは あらわれては またきえるだけ まっているのは やさしいあのひとの なつかしいこえ? いのっているのは やさしいあのひとの あたたかいぬくもり? Yoru no umi de Kimura Tatuya Yoru no umi o zitto nagamete nani o matte iru no? Tôri sugiru hune no hikari wa arawarete wa mata kieru dake Matte iru no wa yasasi'i ano hito no natukasi'i koe? Inotte iru no wa yasasi'i ano hito no atatakai nukumori? もどる つぎへ じっと また 夜の海で 木村達也 夜の海を じっと眺めて 何を 待っているの? 通り過ぎる 船の光は 現れては また消えるだけ 待っているのは 優しいあの人の 懐かしい声? 祈っているのは 優しいあの人の 温かいぬくもり? 漢 もどる つぎへ つかれてねむるきみに きむらたつや つかれてねむるきみに あかいリボンを おくってあげたい あまいろのかみに きっとにあうと おもうから つかれてねむるきみに あかいリンゴを おくってあげたい めざめたきみがそっとたべて すてきなえがおを みせてくれるとおもうから Tukarete nemuru kimi ni Kimura Tatuya Tukarete nemuru kimi ni akai ribon o okutte agetai Amairo no kami ni kitto niau to omô kara Tukarete nemuru kimi ni akai ringo o okutte agetai Mezameta kimi ga sotto tabete sutekina egao o misete kureru to omô kara もどる つぎへ きっと 疲れて眠る君に 木村達也 疲れて眠る君に 赤いリボンを 贈ってあげたい 亜麻色の髪に きっと似合うと 思うから 疲れて眠る君に 赤い林檎を 贈ってあげたい 目覚めた君がそっと食べて 素敵な笑顔を 見せてくれると思うから 漢 もどる やねにふるゆき きむらたつや しずかなもりに ゆきが ふりつづいている おやすみ ぼうや あたたかくして おねむりなさい おやすみ ぼうや やさしいうたで おねむりなさい もりのいえのやねに ゆきが しずかにふりつづいている Yane ni huru yuki Kimura Tatuya Sizukana mori ni yuki ga huri tuduite iru Oyasumi bôya atatakaku site onemuri nasai oyasumi bôya yasasi'i uta de onemuri nasai Mori no ie no yane ni yuki ga sizukani huri tuduite iru Â Î Û Ê Ô â î û ê ô â î û ê ô もどる おやすみ お おやすみ お 屋根に降る雪 木村達也 静かな森に 雪が 降り続いている おやすみ 坊や 暖かくして お眠りなさい おやすみ 坊や 優しい歌で お眠りなさい 森の家の屋根に 雪が 静かに降り続いている |